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AGC × ReLink:ガラスアップサイクルワークショップ in 諏訪
STUDIOWORKSHOPRESEARCH

AGC × ReLink:ガラスアップサイクルワークショップ in 諏訪

# ガラス# 廃ガラス# 溶解# 成形# 工房# 所有から循環へ
Duration2025.02
Producer二瓶 雄太
ClientAGC株式会社
Partner中川浩司(AGC), 河合洋平(AGC)
Director本多 栄亮(ReLink)
Researcher吉見 友希
Production Staff末松 拓海, 吉田 恭子, 甲地 未奈

ガラスの資源循環をどうデザインするか

ガラスは、溶かせば何度でもつくり直せる素材である。一度かたちを得たグラスや器も、不要になれば再び熱を加えることで、別のかたちへと生まれ変わる。この性質は、私たちが「ゴミ」や「不要なもの」と呼んできたもののイメージを揺るがす。捨てられたガラスは終わりではなく、次のかたちへの「暫定」の状態にすぎない。

 AGCとの協力で企画された本ワークショップでは、廃棄予定のガラスを資源として捉え直し、参加者自身の手で溶解・成形するプロセスを通じて、モノの「完成」とは何かを問い直した。ガラスは思うようには溶けず、思うようにはかたちにならない。温度や力加減を手探りで調整しながら、何度も試しては失敗し、少しずつ技術を体得していく。そうした地道な試行と、それを支える好奇心こそが、工房という場を成立させていた。最終形を目指してつくるのではなく、いつでも組み替え可能な仮の状態として手元のものを扱う態度は、リユースやシェアの発想とも重なる。どうしたらガラスが、地域と人々の暮らしの中で、より豊かに循環していくのか。「ガラスをテーマにした空間」を、そしてその先にある「ガラス循環都市」としての諏訪の姿を描いてみたい。

 ガラスを溶かし直すという行為は、単なるリサイクルの技術的実践ではない。それは、モノにも人にも「最終形」など本来存在せず、すべては暫定的な配置のなかにあるという感覚を、手を動かす試行を通じて確認する経験だった。

[2]廃棄の山
[2]廃棄
[2]ガラスの断片
[2]ガラスを覗き込む参加者たち
[auto]諏訪湖を前に