若者のための日常型地域インフラ
「若者のための日常型地域インフラ」としての青少年センターの行政プロポーザル案。若者が進んだり、立ち止まったり、選び直したりしながら自分らしい道を見つけていく「大人への移行のプロセス」のための、日常的に寄り添い安心して過ごせる「いつもの居場所」。人や地域との出会い、第三、第四の人間関係をつくり、小さな挑戦や相談の機会を育みながら、若者が孤立せず自分らしい選択を重ねていくことを支えることのできる建築を目指した。

FIG.1
1-ASIBAの強み|2-三茶ワークスの強み|3-ヒアリング・WS参加募集|4-アカデミックリサーチ|5-建築学生|6-歴史・既往事例リサーチ|7-コワーキング会員|8-一級建築士|9-ローカルコミュニティ|10-等身大の歴史|11-企画・進行|12-場所提供
DIAGRAM
1.ASIBAの強み
2.三茶ワークスの強み
3.ヒアリング・WS参加募集
4.アカデミックリサーチ
5.建築学生
6.歴史・既往事例リサーチ
7.コワーキング会員
8.一級建築士
9.ローカルコミュニティ
10.等身大の歴史
11.企画・進行
12.場所提供
若者と街の「オアシス」となるような青少年センターが求められた。場所は三軒茶屋のキャロットタワーの向かい側、行政施設と図書館カウンターの入った5階建てのビル。私たちは既存の国内外の青少年センターの事例から、より大きな視点や学術的観点も含めたマクロトレンド[*1]まで洗いざらいリサーチした。最終的に、このプロジェクトにおいて大事なことは、Being(ただいること)とDoing(やってみること)[*2]のその間の取りこぼされがちな若者のための居場所をつくることに行き着いた。

FIG.2 取りこぼされているフェーズ

FIG.3 主軸となったBeingとDoing

FIG.4 BE-DO!の構成
自分で居場所を選べること、BeingとDoingをきっぱりわけないこと、グラデーショナルに場所の性質が変わることを目的に、「ひだ」のようなうねりをつくることにした。空間を緩やかに分けると同時に、そのひだの脈の上でも絶え間なく何かのできごとがつながっている。
臨床心理士平岡さんによれば、「相談[*3]室にくること自体に勇気がいる。難しい。」。そうではなく、日々食事を共にしたり、同じテーブルで仕事をしたり、一緒に部活をしたり。そんな日常の中で信頼や安心感を育て、その延長で相談できる顔が思い浮かぶような施設を目指した。

FIG.5 連続した「ひだ」でつくる空間

FIG.6 日常の延長で、相談できる関係をつくる
本プロポーザルでは、採択の場合実装に向けて「若者会議」として、若者に意見をもらいながら進めていくことが要件だった。私たちに声がかかったのも、若者だからであるし、せっかくなら若者の声を提案時から収集、反映してみようということになった。まずはチーム内部でのワークショップ、次にASIBAのコネクションから集めた複数人の若者とのワークショップ、何度も多くの人数での検討を重ね、提案を作成した。

FIG.7 チームでのワークショップの様子

FIG.8 プレ若者会議

FIG.9 みんなで考える
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