WORKS/ZINE-2026

ASIBA Research Notes | 半公開編集会議

輪郭の定まらない運動体として|世界の軌道をずらすために

編集とは何か。ゼロから何かを生み出すことではなく、すでにあるものを他者とともに組み替え、次の足場になる言葉を探す行為だとしたら。 ASIBAは2026年、そんな仮説のもとに全4回の「半公開編集会議」を開いた。遊び・公共・暫定・技術、4つのアジェンダのもとに再配置してみる。この3年間で実践してきた様々な種類のプロジェクトを、コレクティブという移ろい続ける輪郭に集う人々の考えを。それらは次の軌道への足場となる。実践と対話の記録をまとめたリサーチノート。

期間2026.05 - 07
場所YOHJOH (kameido)
パートナーneighby (design)
アジェンダ遊び 公共 暫定 技術
ASIBA Research Notes | 半公開編集会議

FIG.1

Towards Creative Entrepreneurship,

ASIBAは、さまざまなスキルやナレッジを持った人たちが、ひとつのサイボーグ的な集いを形成している、そんな存在である。1人では出来ない、あるいは実現に時間がかかることを、同じような志を持った異領域のメンバーで創造する。結果として、年齢やチームの若さ、時間の短さなどの条件にを乗り越えながら推進している。

この本では、これまでどのようにしてチームが形成され、PJが創造されてきたかのプロセスを掲載するとともに、体現している。うまくいくことばかりではない。緊張が走ることもある。今の私たちが最高だと思える世界を描き続けるために、(よい意味で)どのように抵抗/バランスをし続けられるかがひとつの大きな命題でもあることを、この本の制作やリブランディングを通して改めて感じている。[*1]

FIG.2 P-002. 巻頭論考

FIG.3 P-168. ステートメント

FIG.4 P-144. プロジェクト+エッセイ

半公開、編集、会議

3年間の蓄積は、自分だけで消化するには勿体無いし、多視点からのツッコミがないとただただ腐っていくのみである。今はまだ「公開」で議論を喚起できるほどの素材は揃っていないため、一旦「半公開」でこれまでの足跡を見返してみる。遊び・公共・暫定・生活、4つのアジェンダに各プロジェクトを投影してみて、そこからどんな問いを彫塑できるか。半公開編集会議という試みで現れた抽象的な問い[*2]は、ASIBAというコレクティブを取り巻く様々な人々による未来への言葉の不法投棄のようなもので、だからこそ「編集」のしがいがあるものでもある。多動的に積み上がってきた実践と思想は、どのように建築、デザイン、社会の文脈に接続されていくのだろうか[*3]。そういったASIBAの未来像を「会議」する機会を亀戸で4回設け、ZINEとして記録した。

FIG.5 第三回「暫定と生活者」にて

FIG.6 課題図書を持ち合う

FIG.7 Leagueプレイヤーやコラボレーターなど、半内部/半外部の人たちと言葉を交わす。

目次

002巻頭 二瓶雄太/森原正希
006目次
008「半公開編集会議」の設計 井潟瑞希(編集)

遊びと人間

D-1製図室、バラック、喫煙所森原正希(ファシリテーター)
PROJECTS
P-1Creative League
P-2ASIBA Creative Challenge 2025
P-3Creative-LAB.
P-4yomiyomi
P-5Faatto
ESSAYS
E-1遊びに関する短い付録西山珠生
E-2真面目にふざけ/あそびたい重松希等璃
E-3タバコの箱が棺桶に見える井上国太郎
E-4未知ゴミを生成した日のlog:誰に向けて作る?岩田愛理
D-2遊びの話をしながら、飽きることを考えていた森原正希(ファシリテーター)

公共と市民

D-4アーバニスト、ピロティ、マムダニ髙野広海(ファシリテーター)
PROJECTS
P-7暗渠商店街
P-8FFF カンファレンス
P-9三茶プロポーザル
P-10行政WS中野綾瀬
P-11二畳建築
P-12まきコンペ
ESSAYS
E-5デザイン: “手段”としての「クリエイティビティ」森原正希
E-6ANKYOBATIONからみる「クリエイティブとパブリック」
E-7新たなリアル:「恋愛」とクリエイティビティ金子柚
E-8二畳建築から覗く「公共」半田地寛
E-9漁具の更新、習慣の更新正林泰誠
D-5ウパニシャッド哲学、場所、ブルネレスキ髙野広海(ファシリテーター)

暫定と生活者

D-7値札、塩ビ管、ハイパーオブジェクト二瓶雄太(ファシリテーター)
PROJECTS
P-13解築停留所
P-14Relink
P-15解体材循環リサーチ
P-16ガラス資源循環PJ
P-17亀戸ガレージ・YOHJOH
P-18Blankspace
P-19八重洲暫定利用
ESSAYS
E-10解築から見る違和感 ── 素材をリユースで繋ぐプラットフォーム本多栄亮
E-11When is Kameido Garage?須藤望
E-12デザインに埋め込まれた暫定性:YOHJOH (Kameido) ロゴ制作の舞台裏neighby
E-13亀戸日記ー2025年8月~10月二瓶雄太+山路湧
D-8ゆく河の流れは絶えずして、それでもここで泳ぎ続ける二瓶雄太(ファシリテーター)

技術と職人

D-10リソグラフ、404、秋葉原電気街須藤望(ファシリテーター)
PROJECTS
P-20記憶のカメラ / 水道道路WS
P-21森ごとクレヨン
P-22Project NESS
P-23Living Lens
P-24解体材オークション
P-25Nessum
ESSAYS
E-14テクノロジーとリアリティ事件と事故と複数の瓦礫渡辺実莉
E-15枝のふりをする技峯村瑠一
E-16クレヨン開発譚 竹田樹生
E-17退屈な都市と退屈なSFから逃れるために鏡理吾
D-12無限性と、ささやかな抵抗須藤望(ファシリテーター)

半公開編集会議の記録

D-32026/5/19「技術と職人」
D-62026/5/21「公共と市民」
D-92026/5/25「暫定と生活者」
D-122026/5/27「遊びと人間」

164About ASIBA
170Keywords
172Projects
174Project Credits
189Members
190編集/デザイン後記

FIG.8 PHOTOS

FIG.9 TEXTS

CREDIT

inhouse

井潟 瑞希Chief Editor
須藤 望Editor, Faciliator
二瓶 雄太Participant, Facilitator
森原 正希Participant, Facilitator
髙野広海Participant, Facilitator
重松 希等璃Participant
半田 地寛Participant
鏡 理吾Participant
金子 柚Participant
秋田 そらParticipant
岩田 愛理Participant
渡辺 実莉Participant
劉 嘉林Participant
前橋 梨沙Participant

collaborator

西村 乾Editorial Designer
望月 良輔Editorial Designer
森 早苗Editorial Designer
廣瀬 涼Editorial Designer
小野 愛実Editorial Designer
土屋 志野Editorial Designer
曽根 巽VI Designer
本多 栄亮Participant
正林 泰誠Participant
峯村 瑠一Participant
竹田 樹生Participant
井上 国太郎Participant
西山 珠生Participant, Photo
林 英Participant
平栗 圭Participant
倉澤 彩冬Participant
伊藤 悠希Participant

League Player

酒川 直己Participant